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真っ黒なキャンバスに
描くのは、
白線ではなくて安全

新宮 透

工事部 
1993入社

人の安全を担いながら、二次元にも三次元にもまちづくり。
内に、外に。街に、自然に。魂を描く。まるでアートのように。

入社の理由

内定を蹴って、
広告から建設業へ

学生時代のアルバイト先で、印刷会社の人が広告を作る姿を見かけました。チームで1つのものを創り出すことに魅力を感じ、一度は印刷業に内定。その後、再考しているときに、大学の就職相談室で「君にぴったりだ」とここを紹介されました。
面接では、先代が船乗りだった頃の話を聞いていた記憶がありますね。最後まで会社の話はせずに、帰る間際に「いつから来る?」と言われて、そのまま入社しました。あとになって、道路の区画線や標識を設置する会社だと知りました。

入社後の迷い

ネガティブからの
ポジティブ変換

入ってはみたものの、漠然と「自分の仕事じゃないかな」と考えたこともあります。デスクワークよりも、外出のできる営業職に魅力を感じて入社。入社後2ヶ月は現場を経験するのですが、学生時代に学んだことを生かしていない感覚に陥りました。
でも、働いているうちに、意外と現場の仕事を楽しく感じるようになったんですよね。それで工事部に残りました。悩んでもリカバリーが得意な性格。どこかで視点が切り替わって、ネガティブな考えから方向転換できたのだと思います。

仕事内容

用意されているのは
真っ黒なキャンバス

何も描かれていない黒い舗装面に描くのは、真っ直ぐな白線だけではなくて。点線や斜線、矢印や「止まれ」の文字。最近では、車で走るとメロディを奏でる「メロディーライン」というものまで。想定よりもいろいろなものを描きます。
また、現場での機械操作だけではなく、写真を撮って、事務所に戻ったらそれをパソコンでアルバムにしたり、図面を書いたり。今思えば、広告をつくるようなクリエイティブな業務も含まれているので続いているのかもしれません。

仕事のやりがい

平面も、立体も。
道路の匠 ーたくみー

舗装面は白線や矢印を描くことで道路になります。駐車場も、ラインが引かれることで場所が定まる。標識やカーブミラーを立てると、今度は立体感が出てきます。まるでまちを造っていくような醍醐味です。完成した喜びはひとしお。感動しますね。
車両と歩行者の安全を守る地域貢献の面はもちろんやりがいですが、毎日違う場所に行って、毎日違うことをするので、飽きないです。五感を使って仕上げる職人のような感覚。極めていって、道路の匠と呼ばれるようになりたいですね。

働く環境

安全面に手厚いので
働きやすく安心

白線のラインを引くには、路面標示用の機械が必要なのですが、うちはエンジン付きの機械が4台稼働しているので、現場の負担は少ないと思います。送風機能の付いた空調服なども支給され、会社側は極力、社員が働きやすい環境を考えてくれますね。
安全や新しい機能の設備に関しては、試してみようという流れがあります。建設業は休みにくいイメージがありますが、体調の不安や健康診断で病院へ行きたいなど、休めるハードルは低くしてあるつもりです。

求職者へのメッセージ

見えない努力も
誰かが見てる。

委員会の中に、営業成績ではなく、会社の功労者がみんなの前で表彰される制度があります。数字で表せない、人の目に触れにくいがんばりを、誰かが見ていて推薦し、表彰される。ちょっとした心遣いですが、苦労が報われるのではないでしょうか。
仕事では、大失敗してもいいんです。失敗は怖いと思いますが、恐れずにチャレンジしてほしいし、それで落ち込まないでほしいですね。僕たちは失敗を責めないで成長につなげたいと思っています。ぜひ、飛び込んできてください!

若手へのエール

大失敗も大丈夫。
それで落ち込まないでほしい。
僕たちは失敗を責めないで
成長につなげたい。